ワーナーマイカルでパイレーツオブカリビアン生命の泉を3D字幕で見てみました。
2Dで見たかったのに3D字幕と3D吹替しかやっていませんでした・・・。
2スクリーン上映なら3Dと2Dにしてほしいなあと。
「リアル3D」方式だったのですが、まあ〜見辛い。
早い動きになるとブレブレで、まともにスクリーンを見ていられませんでした。
しかも字幕を追いながら映像に目の焦点を合わせるのに時間がかかってしまう悪循環。
予告でトランスフォーマーが流れましたが、変形シーンはチカチカしてとても見られたものでは・・・。
公開2日目なのに客が15人くらいでした。
お客は上映料金、3Dに+300円、メガネ+100円、なのに見辛い。
劇場側は設備に投資、上の理由で客が減る。
3D上映を増やすことで映画館が潰れていく気がします。
3Dが飛び出さないのはかなり周知されてきたと思いますが、かといって奥行きがあると言うわけでもないんですよね。
人物や背景のパーツを「切り絵にして積層した」という表現が近いかなーと。
・・・なんか3D映画を見るたびに文句言ってる気が・・・。
3Dの愚痴はここまでにしまして、映画の感想を。
まず、断っておきますが、パイレーツオブカリビアンは全3部作のDVDと、サウンドトラックを所有しているほど大好きです(予防線引いたぞ)
前作「ワールド・エンド」のラストでジャックが奪った地図に描かれている「生命の泉」が今作の鍵。
実在した海賊黒ひげと新ヒロインの女海賊とイギリス軍の公賊になってしまったバルボッサが主要人物です(ギブスさんもいるよ)
でも黒ひげと新ヒロインが全く魅力的じゃない・・・。ジャックはこのヒロインのどこに惹かれたんだろう?
前作のタコ船長は外見も残忍さも、いかにも悪役で、しかし失恋の傷みを引きずっているという人間臭さがある良いキャラでしたが、今回の黒ひげは外見はだた汚いだけのおっさん。
余命2週間なので生命の泉を探しているということでしたが、なんで余命が2週間なのか、とかね。説明が全くないのですよ。
呪いで半身があんなこんなになってるとか、体が消えかかってるとか付け足しなさいよ、と。
ただ延命したいためだけに泉を目指す・・・まあある意味海賊っぽいと言えば、ぽいのでしょうか?というか俗っぽいだけか・・・。
アクションもいまいち。
今作の監督が「シカゴ」などを手がけた振付師ということもあってか、ヒロインが踊るように剣を振り回していましたが、海賊にきれいな振り付けは要らないのですよ。
錆びて切れなくなった剣を腕っぷしのみで振り下ろすほうが海賊らしいじゃないですか。
力強い剣さばきに合わせるようにして流れる重苦しい音楽も見所のひとつだと思ってましたが、どんな音楽が流れていたのか全く記憶にありません・・・。
おさらいのために先々週に家で見た(視聴4回目)前3部作の方が遥かに心踊りました。
これならバルボッサとブラックパール号の奪い合いをしてた方がまだ面白かったかな・・・。
(話は逸れますがリボルテックでバルボッサ出して欲しいです)
お次、「HAYABUSA」
これは先週見ました。500円です。
フルCGで製作されていて、はやぶさが地球を出て帰ってくるまでがかなり省略して説明されます。
地球スイングバイという地球の重力を利用する加速の説明は「こんな凄いことやってのけたのかー」と感心するのですが、故障したイオンエンジンをだましだまし使いながら帰還する部分がごっそり省かれていて一気に萎えました・・・。ここが一番熱いところなのに・・・。
まあ500円だから無理は言うまいという内容です。
ラスト「アンストッパブル」
これは先週ブルーレイをレンタルしました。
実際に起きた列車事故に脚色をして映画化したものです。
人的ミスで無人のまま加速してしまった貨物列車をベテランさんと新人さんが停車させるまでの映画です。
目新しいものはありませんが届きそうで届かないドキドキハラハラ感を味わえる作りになっているのでレンタルなら損はしないと思います。
ラストでオチもついているのですっきりしました。
というわけで、今日はかなり損をしたような気分です。