布服をぴっちり着せるためには、柔軟性がある布を使用するか、背中に分割を作ってそこで留めるかしないといけません。
柔軟性のある布をいくつか買って作ってみましたが、見事に失敗しました。
主な理由として・・・
・裁断部がくるくる巻いてしまう(伸ばしながら接着するのが面倒)
・伸縮性を出すため布自体に厚みがあり隙間も大きい(薄いのはスケスケだったり)
・隙間が大きいためボンドが通過して接着が大変になる
ミシンがあれば全く違った結果になるのですが、持ってないので・・・。
次に分割を作って背中側で貼り合わせる方法ですが、たいていはマジックテープですよね。
ほつれ防止の為に布の端を折り返して接着し、さらにその上にマジックテープを付けてしまうとかなりの分厚さになってしいます。
アゾンで薄いマジックテープが販売されていますが、1/12サイズには合いません。
あとは・・・両面テープですが、ベトつきますね。
そこで思いついたのが、「磁石で留める」「商品タグ用のプラ材で留める」という2つの方法です。
女性素体を出したときに遊びの幅が広がればと思って夏制服のシャツ型紙配布のために実験。

型紙はほぼ完成しましたが、前身頃をどうやって留めるかという問題ですね。
まず「磁石で留める」ですが、ほつれ防止のために布を折り返す部分に2mm×0.5mm厚のネオジム磁石を貼り込んでしまう方法。
メリットは着せ替えが楽なこと。磁石の丸みがボタンに見えなくもないこと。
デメリットは小さな磁石なので通販。間違えて反発しあう極で貼りつけてしまった時が面倒なこと。
デメリットを解決する方法として、簡単に手に入るフェライト磁石(冷蔵庫にはっつけるようなやつ)を布の折り返しに包んで貼り込まず表面に貼る事。
今書いていて思いついたのでこれも実験してみます。
次に「商品タグ用のプラ材で留める」ですが・・・下記のような方法になります。

伝わるでしょうか?
確かこのタグ用プラ材がセットになってホームセンターで販売されていた記憶があるんですよねー。
フェライト磁石が上手く行けば一番簡単だと思いますが、磁力が弱いので布同士を留めて置けないような気がします・・・。
結果はまた後日に。