2009年03月07日

軟質パーツの塗装で使用している道具を紹介。

えー、コメント欄でアクリル絵の具やメディウムについての質問がありましたのでお答えいたします。

2009_03060002.JPG
アクリル絵の具はバニーコルアートという所から出ている「リキテックス」と、
ホルベインという所から出ている「アクリラガッシュ」を使用しています。

どちらも水で溶く事ができて、乾燥後は耐水性を発揮するので、望みの色に近いものを買っています。
基本的に下地の色は消したいことが多いので「不透明」のものを買っています。
目のリペで瞳の色を重ね塗りする時は「透明」の方がいいのですが、未だに不透明で塗っています。本当は透明でやりたいんですけどね〜。マニーが・・・。


で、アクリル絵の具をエアーブラシで吹いて塗装するのですが、アクリル絵の具だけだと塗装後に遊んでいると色が剥げて行きます。
参拝客がある一部を撫でてメッキ部分が剥げたような銅像のような感じに剥げます。

それを防ぐためにメディウムを使います。
マットメディウムはつや消しで、グロスメディウムはツヤありです。

使用しているマットメディウムはホルベインのものです。
元々は絵の具の透明感を上げるための物のようですが、木工用ボンドのような粘りというか粘着力があることに気付きまして、

『これを絵の具に混ぜれば乾燥後、塗装膜が保護されるのでは?』

と思って試してみたら大正解でした。

比率ですが、 水:絵の具:メディウム = 4:2:4 くらいです。
水が多すぎると窓ガラスに霧吹きをかけたような水滴になってしまって定着しません。
メディウムが多すぎるとブラシにつまったり、するので注意です。


塗装するときは一気に吹かずに、少し吹いて乾燥、少し吹いて乾燥を繰り返しましょう。
ラッカー塗料ほど揮発や乾燥が早くないので根気よく。

筆塗りで綺麗に塗るのは難しいかもしれません。


と、こんな所でしょうか。参考になれば幸いです。
逢坂大河の前髪の表面処理が終わって型を製作中です(n‘∀‘)η
posted by ちびトロ at 00:17| Comment(6) | figma | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
わざわざありがとうございます。
すごく参考になりました。
今Figmaで改造しようと構想を練っています。軟質のパーツがあるのでマネさせてもらいます。
大河の完成も楽しみにしてますのでがんばってください!
Posted by 長谷川英一 at 2009年03月07日 22:30
長谷川英一さん、こんばんは〜♪

参考になりましたか、良かったです Σd(゚∀゚*)
改造が成功する事を祈っておりますー。

大河も頑張ります。
Posted by ちびトロ at 2009年03月07日 23:39
初めまして。ygcです。
筆塗りは難しいですか・・・今度初めてfigma改造をしてみようと思ってるのですが、やっぱり塗装はエアーブラシ使わないときれいにできないのでしょうか・・・
いきなりこんな話してすいません;
figma大河完成おめでとうございます!
国木田のアイペイントもがんばって下さい!
Posted by ygc at 2009年03月31日 08:59
ygcさん、はじめまして、こんばんは。

筆塗りだと、
塗料を濃い目に溶いた場合、筆の毛のラインが出てしまいます。
薄めに溶いた場合、ラッカー系の様に早く揮発しないので、塗料が一部に溜まってぬらになると思います。

少し濃い目に塗料を作って、柔らかい毛先の筆で慣れるまで練習すればなんとか・・・という感じですかね。
Posted by ちびトロ at 2009年03月31日 22:34
こんばんわ、夜分すいません。
と、とても丁寧に教えてくださってありがとうございます!すごく参考になりました!!今余分なところを削ってる所なので、形になってきたら練習してみたいと思います!!!
本当にありがとうございました!
Posted by ygc at 2009年03月31日 22:49
ygcさん、こんばんは〜♪

はい、是非とも完成まで漕ぎ着けてくださいね。
応援しています。
Posted by ちびトロ at 2009年04月01日 00:31
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