
以前亡くなった友人が7歳になって帰ってきた。
その少女曰く「私は永遠の命を手に入れた」
という手紙を受け取ったレイトン教授と弟子のルークが奔走するゲームが原作の、オリジナルストーリーでの映画化です。
レイトン教授とルークが出会って間もない頃の話。
冒頭のナゾの真相については納得行かない人もいるだろうと思います。
まあ、そこをツッコんでしまったらレイトンシリーズは楽しめなくなるので、そういうことにしておきましょう、と。
ゲームの絵柄が好きな人は、あの絵がスクリーンで見られるだけで嬉しいものです。
劇中でもナゾを出題するシーンがありますし、ジーンとくるラストも健在です。
宮崎アニメっぽい演出がかなり多かったのは気のせいでしょうか?
動く城とか、
カリオストロの城のようなラストとか、
ルークが配線に捕まるシーンはラピュタのパズーのようだったし、
グロスキー警部が服で作った旗をふっている横をレミが飛行機で通り過ぎるシーンは紅の豚を思い出しました。
ハウル以降、城が動くネタがずいぶん増えたような気がします。
それまでは大きな城が動き出すのは構造上無理があるだろーと真っ先に思ってましたが、ハウルを見てからは城は動いていても不思議じゃないとすんなり受け入れている自分がいる気がします。
レイトンシリーズはゲーム4本をすべてプレイしてますが、最初に「ありえない事が起こった」と依頼が舞い込み、真相は科学者が作ったからくりであることが多いです。
パターン化してきて予測ができてしまうところが厳しくなってきましたねー。
ちょっと苦いエンディングがあるので、それを許してしまうのですが・・・。
いろいろ言いましたが、レイトンシリーズが好きな人は見て損は無い出来です。
と、1000円デーで見た感想です。