ジャージ素体を作り変えることにしました。以前リボジョイントを染色してみましたが、量産を考えると辛くなると思うので本当はこのまま絶版かなとぼんやりと思ってました。
いくつかの箇所でもっとうまく出来るんじゃないかと思いついたところがあり、試しにやってみようかと。
とはいえ、まだまだ改善しなければいけない部分も残っているのですが、現在の状態をご紹介します。
ジャージ素体Ver.1のときに腿を90度上げるため腰パーツにスライドギミックと、胴体に長い軸を設けました。動き自体は悪くなかったのですが、ジョイントと受けが両方レジンだったため外れやすいのと、背中にスタンド用の穴を開けるとジョイント長い軸に干渉する事があるというデメリットもありました。
その後制作した女性素体(中サイズ)ではデフォで90度脚を上げられるようになったので、股関節周りに女性素体を使います。
ぺったり座れます。
腰の接続には自作したダブルボールジョイント。ジョイントの受けにはコトブキヤのD-106を2個使用します。
股関節に◯ーのジョイントを2個使用すると受けが余るので、これを使わない手はないと。
膝はコードの動線を抜いた穴にプラ棒を差し込む構造でしたが、ポロリ率が高いことに作者の自分も辟易していたので見直すことにしました。
肩にイエサブ球体ジョイント(青)の極小を使用しますが(リボ球の6mmに相当するサイズ)、他のサイズのジョイントが余ってしまっていました。
(今でも家にゴロゴロ残ってますよ・・・)
リボの8mm球に相当するサイズの丸みを削って、分解防止のピンの使用をやめるとfigmaジョイントのような長細い形に。
太ましかったVer.1の太腿を削りこんでスラっとさせました。
大腿裏のエグレは前回と同じ。色が濃いのと横をカバーできていると思うのでそんなに気にならないと思ってます。それよりも可動範囲が広いことが大きいです。
前回ほどではないですが、これくらいは曲がります。
女性素体で多く準備なければいけなかったジョイント(申し訳ないです)、その種類を絞り込んだり、
ジャージVer.1では個人でのレジン抜きのため泣く泣く造形を簡略化しなければいけなかった部分を、業者抜きを視野に入れて行けるところまで尖らせたり薄くしようと思います。
これから改善したい箇所は以下のとおり。
・出来れば首を2箇所可動させたい(効果が薄ければやめるかも)
・肩関節周りの見栄えをVer.1よりも綺麗に
・胴体の着膨れ感が大きかったのでもっとスマートにしたい
・肘の構造も何とかしたい
イエサブ球体ジョイントの6mm玉と8mm玉がひとつのランナーに3つじゃなくて4つ入っていれば一気に出来上がるのに・・・とモヤモヤしてます。
10mm玉4つもいらないよとか、12mm玉1個なんて何に使うんだ?もう1セット必ず必要になるだろとか。
女性素体(小サイズ)は絶賛放置中です・・・。
挨拶もなく要件のみとはずいぶんと失礼だと思うのですが。
お断り致します。