2013年03月01日

劇場版 とある魔術の禁書目録 エンデュミオンの奇蹟 を観てきました

作中内の時間としては白井黒子が孤軍奮闘したレムナント編の後ってくらいでしょうか?

あらすじ
学園都市製宇宙エレベーター「エンデミュオン」完成間近のある日、上条当麻とインデックスは無能力者の少女アリサと出会う。三人で遊んでいると魔術師を引き連れたステイルが来襲し、なぜか科学サイドの人間であるアリサに襲い掛かる。魔術サイドの襲撃に、学園都市はシャットアウラ率いる秩序維持部隊で応戦するが……。


ネタバレを含みます。
正直、ダメな部類に入る映画でした。作画は1期のころに戻っていて良かったですが。
2期は同時に放映していた「夢喰いメリー」のほうに作画陣を割いていたようで酷かったですし。

序盤は主要な登場人物の紹介を兼ねたギャグパートと上条さんのラッキースケベとぬるぬる動くバトルでいいテンポで進んでいたのですが、90分という上映時間の短さから後半は解説なしのドタバタに・・・。

・宇宙エレベーターって表向きは何のために作られたものなの?(説明があったとしても記憶に無いです)

・黒幕の金髪ツインテが1000年以上生きていて、死にたい為に宇宙エレベーターを大規模魔術の一部として使用するのですが、死にかけた父親から2個の小石を受け取った映像が一瞬流れます。それで1000年も死ねない体になるの?もう少し説明しろよ!ってなります。

・アリサはシャットアウラから分離した存在だったのに上条さんのイマジンブレイカーで消えなかった。これは絶対やっちゃダメ。

あとは・・・宇宙空間で神裂ねーちんがミサイル相手に活躍する見せ場があるのですが、生身で大丈夫なん?と。聖人化したってことでしょうか?その辺も全く解説がなかったのでご都合にしか見えませんでした。
上条さんのお説教も当たり前のこと過ぎて全くかっこよくなかったのに、言われたシャットアウラが言われて初めて気づきましたみたいに「ハッ!」と2回もなるのには絶句。

脚本酷いな―と思ってエンドクレジットを見ていたらソ・ラ・ノ・ヲ・トやビビッドレッド・オペレーションの人でした。

あと盛り上がりの時には「幻想殺し」の曲をかけてくれないと禁書っぽくないです。

レールガン4人組・神裂火織・土御門元春・ステイル・アクセラレータ・ラストオーダー・シスターズ・アンチスキルの先生などなどおなじみの面々の活躍が見たいというだけなら観てもいいけどそれ以上を期待すると幻想をぶち殺されますよという内容です。レンタルで充分です。
posted by ちびトロ at 20:56| Comment(0) | 映画・TV番組 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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