2014年09月14日
体操服素体 組み立て解説
パーツ表。
【必要物品】
ドリル…2mm、3mm、4mm
スポンジヤスリ
瞬間接着剤
ドリル4mmはダイソーで売っていたりします。
3ミリまではピンバイスで大きくし、3.5mm、4mmドリル刃を使って徐々に大きくすると良いでしょう。
画像のような六角軸タイプのドリルのものだと補助具無しで掘ることができるので100円ショップで3.5mmと4mmを購入すれば自力で掘れます(画像下の補助具があればなお楽チンです)。
リボルバージョイント4mm(2個)…肘
オビ球6mm(6個)…足首、膝、肩
靴は塗装しやすいように分割してあります。
LRを彫り込んでいますので判別しやすいかと。
3mmドリルで軸穴を。
オビ球6mm(ホワイティ)を使用します。
白ソックスを履かせる塗装を下腿パーツにしたい場合は白ジョイントを使用して下さい。
下腿は3mmドリルで。
足首、膝にはオビ球6mmを使用。
大腿パーツの膝側も3mmドリルで。
三つ又パーツのボール部を大腿パーツの凹部に挿しこみ、素材の渋みのみで固定、可動させます。
キットの三つ又パーツはあくまでもサイズの参考です。
ボール部分のみ切り出して、プラモデルや市販ジョイントのランナーを加工して三つ又パーツを作成してください。
どうしても出費が嫌だという場合は自己責任にてキット付属の三つ又パーツを使用して下さい。
(ちなみにブログで作成したものでは体操服素体に封入している三つ又パーツを使っており、今のところ軸は折れていません。が、!個人で使用される場合は自己責任で。レジンは脆いということをご理解ください・・・)
三つ又部分のランナーやボール部分が壊れた時などに。
(画像のランナー部分は3mmと2.5mmですが、三つ又全て3mmのものが望ましいです)
※追記※2017年頃よりホビーベースさんから「球体関節ミニ」が発売されており、ランナー部が股関節ジョイントとして利用できる構造となっております。
キットは真空注型されており気泡は少ないはずですが、レジンキャストは強度がそれほど高くないため、三つ又パーツのような力がかかりやすい部位はモロっと折れることがあります。
ボール部分を抑えるように持ちます。
※軸を持つと軸に力がかかり折れやすくなります、注意。
大腿パーツをボールに当てて・・・
ぐりぐりやってみて入りそうにない場合は何度かグリグリを繰り返します。
一気に入れようとすると、入ったあとでボール部分が全く動かず、外そうとしてひねると軸が折れます。
ですので、慎重にぐりぐりをくりかえます。
それでもダメな場合はボール部分を紙やすりで削って、動かしやすさと保持力の調整をして下さい。
削り過ぎた場合は、ボール部分に瞬間接着剤を塗り、削った時に出た粉をボール部分にまぶして太さを回復させて下さい。
動かしすぎてヘタってきた場合もこの方法でヘタリを直して下さい。
腰回りは芯材(ジョイントたち)を腹パーツとブルマーパーツで覆う構造です。
ブルマー前後パーツを接着。
受けジョイントと三つ又ジョイントを組み合わせブルマーパーツの内部に入れます。
その後、腹パーツをブルマーパーツに接着します。
※内部のジョイントまで接着しないように注意。
胸パーツ交換可能な素体なのに、鉄アレイ状のジョイントが胸パーツに残りやすい形状で申し訳ありません・・・。
鉄アレイ状のパーツに瞬間接着剤を塗り乾燥させ、厚みを増して保持力をアップさせるか、ペンチ等で摘んで外すなどして下さい。
肩に使用するオビ球は片方の軸を1〜2mm短くします。
そのまま使用すると、胸パーツの内部で干渉してしまいます。
袖パーツは【L】のみ表示があります。
袖口は【Mr.カラーC326 ブルーFS15044】で若干ブラックをませるとブルマーと同じ色になります。
腕の解説です。
下では同じようなことを書いていますが・・・。
※袖パーツに取り付ける上腕パーツは左右差があり、太いほうが左腕です。
上腕パーツ、前腕パーツの軸穴は2mmドリルで。
袖パーツは3mmドリルで貫通させて下さい。
袖パーツ加工の続き。
袖の下部は上腕パーツが収まるようにするため、パーツの途中まで4mmドリルで軸穴を広げます。
袖と上腕が綺麗に収まったら、肩ジョイントの軸を挿すために、肩側から3mmドリルで再度掘ります。
肩ジョイントにはオビ球6mm(白色)を使用します。
首パーツです。
首と襟パーツは程よい渋みがあるので仮組み時には便利とは思いますが、摩耗で外れやすくなるので接着したほうが良いと思います。
胸パーツ比較。
わかりにくい所があればコメント欄にどうぞ。
説明予定地には追記する予定です。
この記事へのコメント
コメントを書く