アバン。
2期の作戦行動前にお守りとしてマムから渡されたアガートラームのペンダント。
ただの優しいマリアは2期時点ではセレナのようにみんなを守れる強さに憧れるだけだったように感じられます。
そして、今、纏えるシンフォギアを持たない状況で強さの意味を考えるのでした。
2期のように前回の引きから始まるだけのアバンだけだとツマラナイのですが、3期では1期のような構成力が戻ってきているように思います。
そして、ナスターシャ役の井上喜久子さんも参戦しシンフォギアライブでの『2期から組にも出番を』というお願いは叶いつつあります。
残るはウェル博士役、杉田智和さんだ。
Aパート
前回引きからの続き。状況を壊したのは普段はお嬢様っぽいナイスちゃんの豹変でした。
『なー まどろっこしいな』
一同『ッ!?』
『アンタと立花がどんな関係かしらんけどダラダラやんのならアタシら巻き込まないでくれる?』
『ジョーダン たまたま帰り道が同じだけ ほら道を開けなよ』
その後のガリィの表情と相まって絶望的だった状況はなぜか好転したような。
ナイスちゃん、ナイスです。
おとなしく道を譲るガリィとアルカ・ノイズさん、空気読める子と思いきや、そこは性悪ガリィ挙げて落とす作戦でした。
触手が分解機能を備えていることを紹介しながら逃げる5人を追いかけるアルカ・ノイズさん。
触手は響のスニーカーにヒット、転んだ拍子にペンダントは中を舞う。
ドリフトどころじゃない回転をした黒塗りの車から現れたのは緒川さんともう一人のガングニール装者マリアさん。
『Granzizel bilfen gungnir zizz』
再びの変身。カラーリングに黄色がまじり、2期でのトレードマークだったマントは無い。
偽りを覆い隠すマントなど要らない、その手に握るのは誇りと契り覚悟を構えた無双の一振りのみ。
裂槍・ガングニールの歌詞イイよねー。
そういえば2chのシンフォギアスレで
3期決定でマリアさんガングニール無いけどそうやって話に加わるのかという話題になったとき
何らかの理由で響がペンダントを手放す(アホの子なので単純に置き忘れるorピンチで握っていた手から離れる)、
それをマリアさんがキャッチ、聖詠を唱えるというシチュエーションを妄想したことがあるのですが、・・・叶った!
【HORIZON†SPERAR】からの投擲、肉弾戦と、マリアさん大フィーバー。めちゃくちゃカッコイイ。
発光する攻撃部位こそが解剖器官と、ようやくアルカ・ノイズが完全無欠なバケモノではなくなったと司令の忠告。
そう言われちゃうと解剖器官を温存してたちまわるアルカ・ノイズさんは、やはりノイズさん、空気の読める子。
『アタマでも冷・や・せ・よーーッ!!』
障壁で攻撃を受け止めるガリィに槍を展開させ止めを打ち込むマリア。
両手の塞がった状態でも防御されたら不意打ち効かないわけで、以前オートスコアラーは高い壁となって立ちふさがってます。
標的をマリアへと変更し、ペンダントへの一撃が入りかけた瞬間、リンカーを使用していない適合係数の低さゆえプロテクターが解かれ休戦へ。
目と口から流血するマリアさん。絶唱でもないのにと思ったけど聖母マリア像から出血する事柄があったりするのでそれのオマージュ?
兎にも角にもバックファイアによるダメージは大きく、旧F.I.S組は全員故障者リスト入りへ。
『キミのガングニー…』『私のガングニールですッ!!』
食い気味にペンダントをむしりとる響。自己評価の低い響が自分を肯定できる人助けの力。
ただ、印象良くないですよねー。子どもが拗ねてるだけのように見えて。
『そうだ、ガングニールはお前の力だ 目を背けるなッ』
力によって得られる恩恵と力を振るうことで生まれる責任、その両方を背負わなければ自分の力とは言えないのだ。
転移で帰還したガリィはキャロルからお叱り。
響の歌を砕かなければ計画が滞るらしい。ここでNEWワード登場。レイラインの開放。
レイラインとはワイルドアームズでは世界中をめぐるエネルギーのことをいいます。
歌を砕くことがレイラインの開放につながるとは?今後に注目。
ガリィを相手にするのめんどくせーと溜息をつくキャロルがツボです。
そしえいよいよ最大戦力のミカが実戦投入へ。
自分の弱さがみんなを危険に巻き込む、けれど戦うことで誰かを傷つけることも怖い。
どちらにしても人を傷つける。「私呪われてるぅ〜」は今作も健在。
Bパート。
お供え物に醤油ッ!!
『故人が生前好きだったお酒をお墓にかけてあげる風習があると聞いた事があるデス』
と言ったかどうかは知らないが、マムは醤油が好きだったからって・・・。さすが常識人だな切ちゃん。
そして銘柄はキクコーマン。マム役の井上喜久子さんの愛称はきっこさん、キッコーマン・・・。
誰がダジャレにまで本気を出せといった。
世界は少しづつ変わっているのに、自分も変わりたいのにその手段と方向が見つからない。
F.I.S組もまた曇天の中。
そこにミカの襲撃。
『いい加減戦ってくれないとキミの大切なもの解剖しちゃうゾ
トモダチバラバラでも戦わなければこの街の人間を犬も猫もみーんな解剖だゾ』
井澤さんの声いいわ〜。
それでも歌えない響に未来が叫ぶ。
響が戦ったことで自分が救われたことを、自分だけじゃなく沢山いることを。
【Balwisyall Nescell gungnir tron】
誰よりも響を理解している未来のピンチに胸の想いが響かないわけがない。
荒野と銃声のRPGを想起させるイントロは【限界突破 G-beat】
大量の水はどこからやってきた?と思ったけど逃げてる時に雨降ってたし、光の反射の中お姫様抱っこで立ち上がる主人公は最高にかっこいい。
『わたし、この力と責任から逃げ出してた。だけどもう迷わない。だから聴いて、わたしの歌を』
行ってくる、待っている。新婚夫婦かと間違いそうな会話だけど知っている、一直線の立花響は限界を突破してなお陽だまりに帰ってくる。
『こいつ、ヘシ折り甲斐があるゾ〜』
楽しそうだなミカちゃん。ツインテールがブースターかよッ、そのうち目や口からビーム出しそうだ。
脚部パワージャッキを使用して加速、竜巻旋風脚かと思う遠心力と両腕のブースト機能を加えて叩き込んだ一撃がミカにヒット。
シンフォギアの常勝パターンに入ったかとおもいきや、追撃にかかるこのカットはシンフォギア7話でウェル博士に必殺パンチをぶち込もうとして調にガードされた奴に酷似。
殴ったそれはガリィが水に写した幻。ミカの一撃で響のガングニールも破損。
アレだけの直撃でコアが無事で済むのでしょうかと不安になります。
響再起の演出で使われた大量の水が実はガリィも参戦しているという伏線だったとは、恐れいったデス。
そしてリスクを負って対価を得るまさに錬金術な【projectイグナイト】の詳細とは。
イグナイト・・・火をつける、発火させる、人の感情を喚起する、感情を燃え上がらすと言った意味があるようで、
トラウマを掘り起こして乗り越えた先に得る力、ということか?
響の過去である家族関係の崩壊、
クリスの過去である紛争地域での女衒、
両親をみかけない翼さんと1期設定資料集でチラリと触れられた外道・風鳴訃堂の所業が当てはまりそうではある・・・。
幼かった翼さんは思い出すことは無いけど、実は記憶の奥底に眠っている?
いよいよタイトルロゴに触れる時が来たのでしょうか。
公式HPの友里あおいキャラ紹介で『ふたりのユニゾンが、数値以上の効果を発揮しています!』 とあるのは翼×クリスのユニゾンで1期のツヴァイウウィングライブのように高まったフォニックゲインでダインスレイフを励起させるということでしょうか。
リンカーのような混ざりモノ無しで励起させるには正規適合者の2人しか適任者はいないですしね。
2015年07月29日
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