マムの姿をした防衛機能の精神攻撃から退避する旧F.I.S組。
Aパート。
『何で・・・錬金術師が歌っていやがるッ!?』
万象を識ることで世界と調和することが錬金術であり、世界と繋がろうとしたものが歌。
どちらもハーモニーから生まれる以上不思議なことではないらしい。
そして錬金術も歌も統一言語を取り戻すための手段として、フィーネが起源となり創造されたもの。
おお、フィーネさんお久しぶりです。
一方、旧F.I.Sはウェル博士を発見。
『さあ、戰場で僕と取り引きだよッ!』
博士をポイっと投げ捨てる切ちゃんひどい(笑っちゃったけど)。
昔のアニメのようにシステムを破壊したら?と言うマリアさんに『オツムのプロセッサは何世代前なんだい?』は面白い。
歌が世界を壊し、立ちはだかるキャロルを前にして諦めモードの旧二課組にマリアが
『たとえ万策尽きたとしても、一万と一つ目の手立てがきっとあるッ!』
SHIROBAKOかな?
錬金術の工程である分解・解析・再構築。
シャトーのシステムを書き換えることで現在進行中の世界の破壊を修復する。
『シャトーの構造が耐えられるものか!』
『そう、爆散する!』
『どっちにしても分解は阻止できる!ほんと嫌がらせってのは最高だッ!』
この本当に自分が英雄になる以外のことはどうでもいいんですねー。
一本筋が通っていると言うなら間違がいなくそうですが。
巻いてきたマムが黒いガングニールのマリアに変身。
過ちのまま行き着いたであろう黒歴史を乗り越えるために戦う3人。
ここで流れる【「ありがとう」を唄いながら】が良いです。
演算処理をエルフナインとS.O.N.Gが肩代わりすることで解析・再構築に希望が見え始め焦り始めるキャロル。
『ツバサと立ったステージは楽しかった』
『クリス先輩はすごいなって、憧れていたデスよ!』
『偽善と言ったこと、ほんとは直接謝らなきゃいけないのに』
わりと急ぎ足で死亡フラグが立ちましたね・・・。
セレナの形をした後悔や未練にトドメの【SERE†NADE】。
マントがバサッと画面を覆った後に笑顔のセレナが登場すると視聴者のこちらまでドキッとする所ですが・・・マリアさん、よくやった。
盛り上がり的にはカ・ディンギルが爆発するとかネフィリムが爆発するとかなんですが、シャトーが爆発するとマリアたちが守りきれなかった事になってしまうので、キャロルが再構築妨害のためにシャトーを落とす・・・。
結果、大爆発しましたけどね。キャロルの万象黙示録完成は潰えました。
Bパート。
ギリギリのところで再構築が成功。
でも分解された人たちは再錬成されなかったようで、このへんは錬金術の禁忌に沿っているようです。
犠牲になったマリアたちの死(と思い込んでる)に涙しながらも投降の勧告をする翼さん。
大事な人達を亡くして(ると思い込んで)も復讐には走らない台詞が熱かった。
キャロルとエルフナインの対話フェイズ。
精神や身体をジャックできるのは設定としてどうなんだろうか・・・。
『殺されたパパの無念はどう晴らせばいい!パパを殺された私達の悲しみはどう晴らせばいいんだ!!』
『パパは命題を出しただけでその答えは教えてくれなかったじゃないか!!』
『君たちのお父さんは何か大事なことを伝えたかったんじゃないか?命がけの瞬間に出るのは一番伝えたい言葉だと思うんだが。』
命がけの瞬間に親子の絆を取り戻した響父。イザークが伝えたかった言葉をエルフナインが代弁する。
『錬金術師であるパパが伝えたかったことは・・・』
『真理以外にありえない』
『錬金術の到達点は万象を識ることに通じ・・・世界と調和すること』
『調和だと!パパを拒絶した世界を受け入れろというのか?言ってないッ!パパがそんなこと言うものかッ!』
『だったら代わりに回答する−−。
命題の答えは【赦し】。
世界の仕打ちを赦せとパパはボク達に伝えていたんだ』
赦せる筈もなく、万象黙示録の完成も潰えたキャロルがやれること。
全ての想い出を焼却した『復讐だッ!!!』。
強大な力に対抗しうる一手はキャロルの計画遂行手段でなくエルフナインが届けてくれた意思の形。
『イグナイトモジュール、ダブル抜剣ッ!!』
『イグナイトモジュールの3つあるセーフティのうち2つを連続して解除!!』
『フェイズ【ニグレド(黒化)】から【アルベド(白化)】へとシフト!!』
装者を取り巻くエフェクトが白色だ。これは芸が細かい。
再び歌うキャロルのフォニックゲインに圧倒される装者。
『だけどッ 待っていたのはこの瞬間ッ!!』
『抜剣ッ!オールセーフティ!! リリースッ!!!』
『最終段階、【ルベド(赤化)】へとシフトッ!!』
使用可能時間が激減してく演出(計測画面のブロックノイズ)がカッコイイ。
0カウントになるとギアが強制解除されるので大ピンチには変わりない。
高い出力で使用可能になるS2CAトライバーストで打ち返す算段も、
『オレの歌はただの一人で70億の絶唱を凌駕する、
フォニックゲインだーーーーーッ!!!!』
では勝ち目がない・・・。
万策尽きたところに現れる一万と一つ目の手立て。
『Gatrandis babel ziggurat edenal
Emustolronzen fine el baral zizzl』
死んだはず(知ってたけどね)のマリアたち登場。
『僕が守った。何もかもを・・・。キミを助けたのは僕の英雄的行為を世にしらしめるため』
博士から託されるメモリーチップ。
『愛、ですよ』『何故そこで愛ッ!!』シリアスシーンなのにちょっと笑っちゃったよ。
『シンフォギアの適合に奇跡などは介在しない。その力、自分のモノとしたいなら手を伸ばし続けるがいい』
科学者らしい台詞。きっと中身は体にやさしいリンカーのデータ。
『マリア・・・僕は英雄になれたかな』
『ああ、お前は最低の−−』
英雄になる、英雄であればどんな形でも良いという奇特な博士でしたが、『命がけの瞬間に出るのは一番伝えたいこと』は奇跡を待つのではなく足掻き続けること。
それはマリアたちの適合係数にも、響達の現況にも、バラルの呪詛にも言えること。
なんだよー博士、めちゃくちゃカッコイイじゃないか。
『Gatrandis babel ziggurat edenal
Emustolronzen fine el zizzl』
6人での絶唱。光りまくってて何が起こっているのかよくわからないッ!
『S2CAッ!! ヘキサ コンバージョン!!』
『ジェネレイション
S2ドラァァァァァァイブッ!!!!』
70億の絶唱を凌駕するキャロルのフォニックゲインをガングニールで束ね、アガートラームで制御・再配置することで達成したエクスドライブモード。
2期のように中継がないのでどうやってXDになるのかと思ってましたが、打ち返すのではなく調和する。なるほどー。
EDは黒バックのエンドロール。曲は1話のEDでも流れた【Glorious Break】
総作画監督が3人になってる・・・。
1回観ただけだと何が起こっているのか理解が及ばなのですが、内容を理解した上でもう一度見ると熱いシーン泣けるシーンがきちんと組み立てられているように思います。
いよいよ最終話ですよ。最高潮に盛り上がれるのかどうかドキドキ。
次回気になるポイント。
キャロルとイザークの想い出までエルフナインにインストールした理由。
歌を砕いてイグナイトモジュールを組み込ませるって意味だったんですね。自主的一挙視聴をしてハッとしました。