2020年02月28日

コロナウイルス

中国のコロナウイルスが日本でもいよいよ大変なことになってきました。
忘れないようにちょこっと書いておこうかなと。

1月に中国武漢から日本人をチャーター便で帰国させる方法が実行されました。
これは決断がなかなか早く良い対応だったと思います。
ただ、潜伏期間中病院で隔離されていた人たちの対応にあたっていた職員が自殺されたという件は痛ましいもので、対応人員が少なく負担が大きかったのではと思います。

続いて、イギリス船籍・運営アメリカの会社というクルーズ船が横浜港辺りにやってきて、日本はこれを受け入れてしまいます。
これの判断が本当によくなかった。
いい子ぶりたい日本の悪い癖がモロに出ました。
各国に乗客を引き取ってもらって、日本人客だけの対応に徹するべきでした。
イギリスやアメリカは対応せず、彼の国のメディアは日本批判ばかりしているそう。


現在、感染経路が追えないくらい広がってしまって、人が多く集まるスポーツやイベント、コンサートなどが次々と中止になり、小中高は4月まで登校させないようにとのお触れが出る始末。
クルーズ船の乗客を各国に引き渡しても渡さなくてもヤイヤイ言われるなら引き渡しておいたほうが良かった。

外国に批判される覚悟がなかったために招いた事態です。


生活面では、予防と転売による買い占めでマスクが品薄になったり、お湯を飲むと良いとか、トイレットペーパーがなくなるなどのガセネタが出回って品薄になったりしています。

重症化しやすい高齢者や基礎疾患のある人は怖いと思いますが、健常者は必要以上に恐れずうがい手洗いをしっかりと行って、よく食べてよく寝る以外に出来ることがないわけですから、それをやっているならあとは成るように成れの精神ですよと思うのです。個人的には。




3月12日追記
各国の入国規制はすぐべきではないと言っていたWHOでしたが、そのせいでパンデミックとなりました。
世界の感染者数が10万人を超えました。

日本では空気がよどみがちな閉じた環境での活動を自粛するように政府要請があり、
各種イベントや春の選抜が中止、相撲の春場所が無観客試合となりました。

トイレットペーパーやマスクの転売が法的に罰せられることとなり、一時期のような酷い買い占めはなくなりました。
とはいえ、一人一袋を毎日買っている老人はいるようです。



新型コロナウイルスについてわかってきたことは、
・人にうつす確率はインフルエンザよりも低い(インフル4〜5人、コロナ2〜3人)。
・物に付着したウイルスが死滅する期間が長い(インフル6時間くらい、コロナ最長で一週間?)

・消毒用アルコールが有効(手指・環境消毒)
・糞便中にも排出されるのでトイレ排水後に舞い上がった空気も危ない(WHOは当初これを否定していた)


・感染すると平均で5〜6日後に症状が出る。
・感染者の80%は無症状や軽症(風邪症状)
・呼吸困難などの重症者は全体の14%くらい、命の危険があるような重篤者は6%くらい。致死率は4%くらい。
・重症や死亡のリスクが高いのは生活習慣病など基礎疾患のある人や高齢者。



現在、「無症状の若者が歩きまわってウイルスを広めている」という過程を元に自粛要請がされているわけですが、老人はお構いなく街を歩き回っているんですよね・・・。
感染して重篤になりやすいなら老人も出歩いちゃいけないのですが、まだまだ若いつもりの老人がジムに通ったりして感染を広げています。

また、ウイルス感染を発見するPCR検査ですが、民間が簡易キットを作成しました。
ただ、PCR検査の正確性が50%を下回っていて、簡易キットは更に正確性が落ちるのではと言われています。

このような状況で「陽性反応が出た人」が治療しろと病院に押しかけたら、すでに入院している弱っている患者がウイルスにさらされるわけで、
すでに入院している人+これから増えるであろう重篤者のバブルパンチで医療崩壊が起こります。

8割は軽症なわけですから動けないような高熱や呼吸困難ではない限りは普通の風邪と同じようにしていたほうが良いような気がします。



※3月29日追記
2週間位前に海外から帰国してきた人が発症し始め、東京都は一日の感染者数が50〜70人くらいに増え、このまま推移すると爆発的に感染者数が増えることが予想されるため土日は不要不急の活動は自粛せよとの要請が都知事より出ました(ただし補償は無し)。
マスコミはカップ麺や米の買い占めを面白がって煽ったり、若者が新宿原宿に出歩いていると報道するばかりです。老人もいまだにマスクとトイレットペーパーを買い占めに薬局に並んでいたり、ジム通いや合唱団通いを続けているのにそこはスルー。

桜が満開になった時期だったので大きな公園は入場禁止となりました。
花見にかこつけて酒を飲んでゴミを散らかす行為はもともと嫌いなのでこれについてはグッジョブ。

大学生が欧州へ卒業旅行へ行き症状があるまま卒業式に参加したことで大学内での感染拡大が懸念される事態になりました。
4月から新学期なのにこれじゃ開校できないのでは・・・?



※4月26日追記
前回から、スーパーや流通や医療以外はなるべく外出を控えるようにと一層自粛要請が厳しくなっています。休日の外出もお店がほぼ営業していないため、スーパーに家族連れがレジャー感覚で訪れたり、密閉・密集・密接の3密というワードが毎日のように聞かれ、屋外なら良いだろうと海や山に出かける人たちに地元住民が悲しみの声を上げたりしています。

リモートワークやオンライン飲み会なるものが流行り始めウェブカメラが品薄だとか。

自粛による収益への影響ですが、申請して30万円給付が非難を浴び全世帯一人あたり10万円給付へと変更になりました。中小企業や個人事業主への補償も少しずつ案が出ているようですが、申請窓口であしらわれたりと非難を浴びがちらしく改善されて行って欲しいところです。

医療についてですが、近年厚生労働省が病床数を削って行ってたことが仇となり、いよいよ医療崩壊というところに足を踏みいれてしまったように思います。マスクやガウンなどの使い捨て物品が足らず、アルコール除菌で使いまわしていること、不特定多数が触る電子記録用PCが感染源にになり院内感染し、濃厚接触者となった人たちが休職するため人手が足りなくなり、感染者数の増加によって病床も足らず、ホテルが臨時の病院として使用され、幕張メッセもそのような扱いになるとこのと(オリンピックも1年延期されたのでワンフェスは2021年11月まで無いなと予想)。

死者数が徐々に増えてきました。
志村けんさんや岡江久美子さんがお亡くなりになりました。テレビで見ていた方が亡くなってしまうのは結構ダメージが大きいというか、他人事ではないと思わされます。ご冥福をお祈りいたします。

効くワクチンが選定されるまでこの閉塞感は続くんだろうなということと、ただでさえ所得格差が大きい今の日本でワクチンが選定されるまで保たない人がいるということ、政府がそんな人達のことはお構いなしだということが伝わってきてしまって絶望しかないこと。1世帯にマスク配布2枚てなによ・・・。



※5月20日追記
4月末から自粛要請が休業要請へシフトし、緊急事態宣言が発令され、飲食店は店内での食事をやめるようになりテイクアウトを始めたり、そんな中でもパチンコは店名公表されるまで営業をやめなかったり、お客は他県の開いているパチンコ店へ打ちに行ったりでなかなか足並みが揃いませんでしたが、ゴールデンウイークになると「ステイホーム週間」と位置づけ人の動きはかなり止まったように思います。
昨日、東京では一日の感染者が10人以下となり、大阪では緊急事態宣言が解除されました。

政府のマスクは未だ届きませんが、マスクが配布される事になってからどこかに抱えていた在庫が店頭に並ぶようになってきたそうです(私の住んでいるところではまだ品薄です)。紙類は一家族一製品のみの購入ということになり、いつ行っても店頭で買えるようになりました。

あと少しで封じ込めが叶うという局面になり、ホッとしている人、もう限界な人、色々な人がいて、他県へ遊びに行く人、他県ナンバーの車に脅迫文書を貼り付ける人などある意味感情に忠実だなと思われる行動が報道されるようになりました。

「ゾンビ映画ならここで出ていったやつがやられる」というTwitterで見かけた書き込みが秀逸で的を射ているなと思っちゃいました。

やっと一律10万円給付の案内が届きました。3月から自粛していおいて10万円じゃまったく足らないのですが、無いよりはマシ・・・。

WHOはいまだに中国のポチのまま。あの組織もういらないです。



※12月30日追記
12月中旬くらいにイギリスやアメリカで新型コロナワクチンの接種が始まりました。
同じ時期に海外で変異種が見つかり、海外からの感染帰国者に変異種が見つかったそうです。
ウイルスとの戦いはこのイタチゴッコなんでしょうね。
ここ最近は全国の陽性者数が一日あたり3000人超えで、医療崩壊が叫ばれるようになりました。近所でも頻繁に救急車のサイレンが鳴っています。

それでもやれることは、

密閉された空間に長時間いない(換気をする)
うがい・手洗い
自分が無症状感染者だった場合それ以上広げないためにマスクをする
遊びに行きたくても人混みのあるところは避ける
咳をしている人がいたら逃げる

くらいしかないのですが。
posted by ちびトロ at 00:50| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]