2022年12月23日

リスアニ 戦姫絶唱シンフォギア特集

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シンフォギア完結という事でリスアニで特集本が出ました。
原作の金子さんのインタビューで「歌で人は分かり合えない」「分かり合おうと営むことが尊い」という話があり、腑に落ちました。
もう一人の原作者である上松さんは音楽の人なので、【歌で世界は一つになれるかもしれない、その可能性は捨てない】と思っているかも?と私は想像していて、
でもシンフォギア本編を見ると【「歌で世界は一つになれる」と信じて描かれてはいない】んだろうなという雰囲気を感じていました。


分かり合えたとしてもそれは4期のサンジェルマンさんのように互いの意見をぶつけた後や、アダムと対峙した時のように敵の敵は味方といった「面と向かって握手はできないけど共闘という立場ならこの場限りは」といった条件付き。
かなり期間や範囲が限定された上でのことだと。


1期で完結するはずだったものが2期というボーナスステージを得て、金子さんはスタッフに還元できるよう要望をできる限り盛り込んだというような話を読んだことがあったので、2期最終話の70億人の思いが一つになったエクスドライブモードという展開は実は私としては展開が急というか、かなり無理やり感があるなぁと思ってあまり好みではなかったんですよね。

世界的に有名な歌姫が急に世界に向け、陰謀があると話し、協力してほしいと言ってなぜか歌い始め、ダメだぁと泣き崩れ、全裸になるという話の流れで世界が一つになりますかと。
あのクライマックスが好きな人はすみません・・・。バラルの呪詛はここに存在した。

2期は良いところたくさんあります。
クリスの学園祭ステージとか響と未来のバトルとか。

話がそれましたが、2期のクライマックスの一部分だけが【2期というボーナスステージ】を意識しすぎて金子さんらしくなかったのでは?と感じてた部分だったので、シリーズを通して描きたかったものを明言してくれた今回のインタビューは価値が高いなと思った次第です。
posted by ちびトロ at 22:04| Comment(0) | 戦姫絶唱シンフォギア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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