2023年12月25日
将棋オールスター東西対抗戦2023
行ってきました。
会場は昨年と同じ明治神宮会館。
東軍はファン投票の上位3名
羽生善治九段、渡辺明九段、永瀬拓矢九段と
予選を勝ち上がった
野月浩貴八段、増田康宏七段、青島未来六段の合計6名
西軍はタイトル獲得&ファン投票の上位3名
藤井聡太八冠、豊島将之九段、菅井竜也八段と
予選を勝ち上がった
久保利明九段、山崎隆之八段、稲葉陽八段の合計6名
解説は佐藤天彦九段、糸谷哲郎八段、聞き手は本田小百合女流三段、藤田綾女流二段。
昨年と同じく東西棋士が対局する個人戦を6局、合間にトークショー、ラストは上位2名がペアとなり5手指すごとに交代する東西で戦うペア将棋です。
トークショーでは増田康宏七段が「このイベント後にクリスマスデートがあるんです」と発言し会場が驚きに沸きました。
増田七段は以前「矢倉は終わりました」や「詰将棋意味ない」などインパクトのある発言を定期的に投下される印象があります。
その増田七段と対局する山崎隆之八段は「将棋だけは勝ちたい」と意気込みを語り、見事勝利されました。
ペア将棋では最近公式戦でも振り飛車を指し始めた豊島九段が三間飛車にした時点で、居飛車しか指さないペアの藤井八冠が笑いをこらえきれない感じでふふふとなっていたのがハイライト。
のちに「どちらかが飛車を振る事は決めていた」と説明されていました。
ただ、「作戦タイム中に(ペア将棋に参加していない他の)チームメンバーから助言をもらえると思っていた(が、その制度は一昨年のみのルールだった)」「振り飛車の極意が足りなかった」と敗戦の弁。
結果は西軍の勝利となりました。
タイトル戦の前夜祭と違ってピリピリした空気感でなく(行ったことないですが)、年末のお祭りという雰囲気で楽しかったです。
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