2024年09月11日

悲しみのジブリ美術館

コロナ以降、初めてジブリ美術館に行ってきました。
前回がコロナ流行直前の2019年年末、4年9ヵ月ぶりです。
8月にチケットを取っていたのですが、その日は台風直撃予想のため別日に振替入館してもOKとなりました。
返金の手間が面倒だったんでしょうね。
休日はNGで平日のみ振替入館可能との事でした。
それもまたケチ臭い。

10時入場してすぐさまカフェへ並びます。
カフェにあった待機用の椅子が無くなっています。見開きできるメニューも置いてありません。
メニューボードを見ると10:30から開始との事。以前は11時でしたね。

群がってくる蚊を避ける為、常に動きつつ10:30に入店。
最初に注文をしてお会計もするよう変更されています。

2024_09110009.png
ジブリ美術館のHPを見るとこのようなメニューが。


2024_09110010.png
で、これです。
HPの画像は木皿に乗っていたり、お皿に乗っていますね。

・・・実際はバーガーチェーンで出てくるような紙に包まれ、お皿に見えるものは紙です。


2024_09110004.JPG
紙皿でもないんです。ぺらっぺらの紙です。
プラスチックの真っ赤なトレーに乗って・・・。
作り置きなんですよ、ほとんどのメニューが。
食いしんぼうのカツサンドは辛うじてその場での調理を死守しているんだと思うのですが、新しいメニューはほぼ作り置きです。


おそらくコロナになって接触を避けるため見開きメニューを廃止したり、入店前の密接を避けるために待機椅子を止めたりしたのでしょう。
でも紙皿とか作り置きは提供スピードを速くするためとか、洗い物の水道代や光熱費を抑える為とかでしょう?
オープン時の「ちょっと贅沢なお昼ごはん」みたいなコンセプトというか理念はどこに行ったのですか?

お会計は2人で3000円でしたが、おそらく材料も質の良くないものに変更されて美味しくもない。
チェーン店のような粗末な食器で食べることに気分が良くなるはずもなく。
食べ終わったら外のゴミ箱に自分で捨ててね(コロナ接触を避けるため、これは許そう)。

・・・・・・何と言うかもう特別感など皆無。
3000円出すならスーパーでステーキ肉を2枚買うとか、ケーキ屋さんで3000円分好きなケーキを買うとか、スーパーの寿司3000円分買うとか、コンビニスイーツ3000円分でもここ以上の幸せを得られます。

帰りの電車でも酷かったと何度も話題になり、自宅に帰ってからもため息ついてますからね。
経営状況が苦しいの?

食後にショップに立ち寄り、映写機を回す金ローおじさんのフィギュアが6600〜6800円くらいで販売されていて、普段なら買ったかもしれませんが、「もういいかな・・・」って気分で何も購入せずに店を出ました。

2024_09110002.JPG
フィルム入場券はポニョ?とコクリコ坂でしょうか。綺麗ですね。


2024_09110003.JPG
以前はあった「大人」や「小学生」などの表記が無くなっていました。
大人なんていないものね(毒舌)
いや、おそらく入場者の偏りが出て廃棄品が出てしまうからかと。

土星座の映写機がフィルムじゃなくデジタル機器に変わっていました。
オープンからもう23年くらい経ちますし、フィルムを製造したりメンテ用の部品を持ってる会社も無いってことなんでしょうか。

コロナでいろいろ変わってしまった現実を突きつけられて悲しいという一日でした。
posted by ちびトロ at 15:49| Comment(0) | ジブリ美術館 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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