2020年05月11日

SonicMini使用中

先日購入した光造形機【SonicMini】の出力具合を見るために積層ピッチを変更してプリントしてみました。


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積層ピッチ0.03ミリ。1時間半位かかりました。上下方向に0.03ミリずつプリントして重ねていくということ。
積層痕や年輪状になるやつは木目として利用するのもアリかなと思ったり。


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1/12スケールのエルフナインの靴。
年輪がいっぱい出来てますね。
ただ、肉眼で見ると全く見えないくらい。爪でなぞってみると段差を感じる。


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どんな道具でどう均しやすいかという実験。
くぼみはラジアルブリッスルディスク、広い面の年輪は神ヤス。


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積層ピッチ0.03ミリってよくわからんという人へ。
おじさんの手の甲のシワシワと比較してみた。

肉眼で見るには十分小さいんだけど、撮影で接写すると層が見えちゃう。


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ラジアルブリッスルディスクは便利。1,500円くらいしますがお値段以上の大活躍。



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エルフナインの靴を0.01ミリの積層ピッチで出力。4時間53分かかりました。上面は接写しても積層痕が見えないくらいきれい。


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横は0.03ミリのときと同じ。
これはLCD(液晶ディスプレイ)の解像度によるものらしく、解像度が上がらない限りきれいには出来ないのでこのマシンではこれが限界とのことらしい。
側面に当たる部分は磨きやすい部分を配置するなどで対応していきましょうってことですね。






posted by ちびトロ at 23:29| Comment(0) | デジタルモデリング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年05月03日

光造形機の3Dプリンター SonicMiniを買いました

最近モデリングに少し飽きが来ていて、それはなぜかというと小さいパーツはお安いニュルニュル式のFDMプリンターでは精度が出ないから。
光造形機がほしいなと思っていたのですが、レジンアレルギー、臭い、騒音、後片付け、、サイズ、お値段に見合う精度の6点が引っかかりなかなか購入に踏み出せずにいました。

ただ、モデリングデータが増えていくのになかなか原型を出力できないという状態にいらいらが募ってきていたので思い切ってワンフェスで現物を見たソニックミニを今回購入しました。
アレルギーが出たら売ればいいやと。

サポートがしっかりしているSK本舗さんで購入しました。Twitterでフォローしているとクーポンコードでお安く買えたりするみたいです。

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届きました。

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付属品一覧。

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本体。

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サイズはこんな感じ。
ホームセンターで1000円で購入できる本棚に奥行きが収まるサイズのなのも嬉しい。

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赤いカバーを外した状態。

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VAT。
アルファベットで書いてあるけどバットです。調理に使うバットと意味は同じですたぶん。
これにレジン液を入れ、下から光を当てることで硬化させることで造形されていきます。


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上から。


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赤いカバーは正方形ではなく、ほんのちょっと長方形で「どこが正面?」と迷うので暫定的にマスキングテープを貼っておきました。


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LCDの点灯テスト。
これに問題があるときれいに造形されないらしいです。
液晶ディスプレイ「liquid crystal display」らしいです。

スイッチを入れて液晶パネルにメニューが表示されるまで10秒かかるので「故障かな?」なんて思っちゃいました。



同梱されていたUSBに入っているテストデータを出力して問題なく造形されました。



出力用のデータを作ってみます。
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CHITUBOXをというスライサーソフトをDLしてインストールしました。
公式サイトでアカウントを作って「ダウンロード」から保存しましたよ。

画像左上の矢印アイコンのところからプリンターの登録をします。


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Phrozen Sonic Miniを選択。


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初期設定の数値。


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サポート付けをしていきます。
まずデータを.stl でも.objでも良いのでソフト内にぶちこんで、画面右上にある神殿のようなアイコンをクリック。
薄く表示されているので気づきにくい・・・。


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【すべて】を押すと出力するときに脱落しないようあらゆる所にサポートが付くみたいです。
便利だけど磨きにくいところにもサポートが付くことも。


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【底面のみ】を選択すると造形テーブルとデータを繋ぐ部分にのみサポートが付きます。



ニュロニョロ式プリンターと光造形機の出力のされかたの違いです。

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このように上から下に向かって造形されます。
これは液体のレジンに光を当ててテーブルを上に上げながら造形していくから。ということでいままでニョロニョロ式に慣れていたので頭がこんがらがりますね。


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サポートをつけたらデータを出力形式に保存します。拡張子はPHZです。
USBにデータを保存します。
矢印の黒いところはバーを上下させることでCT検査の画像のようにスライスされた情報を見ることが出来ます。


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出力されて造形テーブルが上がってましたよ。
出力中はテーブルが下がる、光を当て硬化される、テーブルを上げフィルムから造形物を剥がす、ペリッと音がする、テーブルが下がる、光を当てるの繰り返しです。


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造形テーブルの天井にレジンが残っているので、斜めにして残り液を戻します。レジンはお高いので節約節約。


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水で洗います。
クーポンで水洗いレジンをサービスしてもらえたので、水と筆で洗います。ある程度きれいにしたら造形物は超音波洗浄機にかけて更にきれいにします。

水洗いじゃないレジンはIPA(イソプロピルアルコール)で洗うようです。揮発性毒性があるので自分は使わないけど。


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出力失敗。
レビューサイトってうまく行ったものだけ紹介するけど、造形物が失敗した時のリカバリも載せないとね。
造形失敗した場合、LCDテストを起動させて全面に照射し硬化させると剥がしやすくなるそうです。
付属していたプラ製のヘラで剥がせました。


【まとめ】
レジンアレルギー、臭い、騒音、後片付け、、サイズ、お値段に見合う精度の6点が不安ということを書いたのですが、1個1個感想を。

【レジンアレルギー】
自分はノンキシレンのレジンでも前腕から先っちょと首周りに痒みが出るアレルギーですが、SK本舗さんの水洗いレジンでは今のところ痒くないです。
安全のために作業中は防毒マスクしますけども。
医療現場でも使われるもっと安全な水洗いレジンが株式会社エヌエスエスさんで発売されているようです。お値段更に倍ですが健康には変えられない。

【臭い】
嗅ぎなれない臭いがちょっとしますが、ラッカーやアルテコスプレーのような明らかに不快な臭いではないです。

【騒音】
造形テーブルが上下する時のネジ音が一番大きくて電子レンジを作動させている音くらいの大きさかな?
窓開けて外に出てみましたが、屋外の音に消されてほぼ気づかない。立ち止まって耳を澄ましてやっと聞こえるレベル。
音でもう一つ。
クリアーレッドのカバーを付けると機械の振動を増幅させているようで音が若干大きくなる気が。本体とカバーの隙間にマステでも貼って隙間を減らせばちょっとは変わるのかしら?

【後片付け】
出力失敗するたびに一旦掃除して、サポート付け直して、再出力して、出力品を洗浄して終わったら後片付けの繰り返し。すんごい面倒くさい。洗浄と後片付けのスペースを作らないと辛さ倍増。

【サイズ】
前述しましたが、1000円本棚に収まる奥行きなので本体を置くだけなら困らないと思います。洗浄道具やその作業範囲の確保のほうが問題かも。

【値段に見合う精度】
付属USBのテストサンプルを撮影したものがこちら。
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0.03ミリの積層痕です。指輪サイズで3時間くらいだったと思います。これなら1/12スケールのものでも耐えうる造形になるかも?
今回、68,309円(税込み)で購入しましたが、2020年4月段階で廉価版光造形機の中では上位に性能が良いそうです。

以上。
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2020年03月01日

モデリングあれこれ

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シンフォギアAXZ1話の狂い咲きおじさんを1時間楽造形。
ニヤァ!っと笑っている口角がなかなか難しいです。
気が向いたら上半身くらいは作ろうかなと思っています。



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まんがタイムオリジナルで連載中の【となりのフィギュア原型師】が面白いので固定フィギュアを作っています。
2021年冬ワンフェスに出せたら良いな・・・。

作中の夏サンフェス回の一コマを作ってるのですが、下半身は描かれてないコマなので想像で補完。
竹馬乗ってるときに靴下を履いてるので、靴下にサンダル履きなのかなー?

Twitterで原作者様にフォーローして頂けてびっくり。



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手の素体を試行錯誤中。
サブディビジョンレベル(擬似的に面の数を増やして滑らかな状態を見せてくれる機能)をオンにした時にそれっぽい形になってくれるのが理想。
親指を内側に入れたときの水かきの感じはうまく行ったような気がする。

指を握っていくと手のひらの中心に指が向かうような動作を自動でできる機能がほしいかも。
指一本一本にマスクかけてギズモで回転させるのが面倒・・・。



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「手の素体」でグーの作り直し。パーの状態からある程度の形をさっと作れるようになりました。
ただ、「握る」と指の角度や回転の微調整が効かなくなるので、指の関節ごとにポリグループをつけたほうが良いかも。

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2020年01月06日

スジボリの話

Zbrushのスジボリについて。
上手な人が紹介している方法でもうまく行かないなとずっと悩んでいたのですが、結論から言うと『アクティブ頂点数を500万まで上げると綺麗』ということでした。

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今までは上げても100万(1ミリオン)くらいでした。


で、さらにスジ彫りしやすくするための設定を。
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画像の設定で、さらにレイジースナップを大きな数値にすると凹ませの強度が一定で引きやすい線が引けます。
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2019年11月14日

ZBrush2020のアップグレードとブラシ再配置

昨日、ZBrush2020が開始となりました。
2019の時にサブスクリプションが導入され、もしかすると来年は1年更新ごとにお金がかかるのでは?とヒヤヒヤしておりましたが、2020は費用負担無しで使えるようです。ホッとしました。

それでも、アップグレードすると2019の時に自分好みに配置していたブラシなどはまっさらな状態になっているので使いやすいものに直さないとダメなのです。ユーザーの好意で配布されているブラシなども2019のフォルダからコピペしなおしたり。

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今まで疑問だった、横長のブラシアイコンを正方形にする方法。
Twitterで泣きついたところ、教えていただきました。ありがとうございます!

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環境設定>インターフェース>ワイドボタンをオフに。


ちなみに、ブラシの配置は、
環境設定>コンフィグ>カスタマイズを有効化をオンに>
移動させたいブラシを選択>上部バーのブラシから移動させたいブラシを選択>Alt+Ctrlを押しながら移動させます。

終わったら、環境設定>コンフィグ>カスタマイズを有効化をオフに>設定内容を保存。
posted by ちびトロ at 18:42| Comment(0) | デジタルモデリング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年10月29日

ZBrushとCoreで色情報を残したまま保存する

DMMの3Dプリントに入れているポイントが有効期限切れになりますよとメールが届いたので確認したら2,000円弱あり、流石にもったいないのでなにか出力しなければなと思い立ったのですが、適度なものがない。
エルフナインの髪の毛と顔パーツをとデータを投げるも、サイズが不可と言われたり、後ろ髪1パーツだけで2,600円と言われたりでちょっと厳しいなと。

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先日Twitterで見かけた「ムササビのはにわ」が可愛くて遊びで作っていたのでそれをフルカラー出力してみても良いかなと。
ですが、色情報を残して保存するファイル形式.wrlで保存できない・・・。
前に切歌ロボを作った時はどうだったっけ?とブログを見直してみるも書いてない・・・。
1年前のことすら覚えていないなんて・・・。


しばらく悩んで放置して、本日、解決策が。
そういえばZBrushCoreに色情報を残したまま保存できるファイル形式があったっことを思い出しました。

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ZBrushで作ったものを一旦.objファイルでエクスポートしてからCoreにインポート。
.objファイルに変換してしまうので色情報は一旦消えます・・・。
Coreに入れてから再度色をつける手間はかかりますがこれで行ける!

・・・どうしてお高いZBrushにこの保存形式がないんでしょうね?

フルカラー石膏出力ができるとなると、調ロボも作りたくなるなあ。
12月1日のキャラフェスの準備でそろそろ原型の粘土埋めも始めないと間にいそうにないのに。


※追記※
調ロボのファイルを無印ZBrushからツールを1個1個Coreに移し、全部を結合させDMMに投げてみましたが、エラーでNGとなりました。
ムササビのはにわも1.5cmくらいのミニチュアで出したかったのですが、こちらも薄すぎるところがってNG。
過去に出力してもらったジョイントを複数注文して残ったポイントを使いきりました。

※追記の追記※
そのジョイントも金額が丁度良かったので「ナイロン磨き」にして注文したのですが、そうすると薄いところを処理できないとのことでNGに。

調ロボにもう一度取り掛かってみます。
各パーツを結合させ、最後にダイナメッシュをかけました。フルカラー石膏出力の場合、エラーチェックソフトにかけると色情報が消えてしまうのでダイナメッシュをかけて穴が開くエラーが起こらないようにすることが大事かもです。
そして3Dデータをアップロード。ID番号を添えて「入金後に造形不可となるとお金に困っちゃうのでこれが本当に造形可能かどうかチェックして頂きたい」という事と「エラーであればどこを修正したら良いか」を<info-3d-print@〜>へ直接メールしました。
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丸の部分の「突起は厚みを1ミリ以上で(0.8ミリだった)」「耳の付け根は折れやすいのでそこは覚悟して」との回答をいただきました。
出力していただけるところまでは持っていけたのでこれで出力依頼を出しました。


※追記の追記の追記※
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届きました。

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髪の毛がちょっと薄かったかな?
posted by ちびトロ at 20:57| Comment(0) | デジタルモデリング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年10月24日

レグ君

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メイドインアビスの再放送をしているのでレグくんを。
動かして遊んだら楽しそうなのにfigmaで出なかったんですよね。

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手のひらはまだ作ってないです。
posted by ちびトロ at 22:34| Comment(0) | デジタルモデリング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年09月21日

レンダー機能

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NPRレンダリングという機能を使えば組立説明書も楽にできそうというツイートを見かけたので勉強してみました。
いくつか試してみて良い感じのものができたような。


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NPRレンダリングのやり方。
好みのレンダリング効果を選ぶ。

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選んだものを読み込む。

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フィルター設定の見かたと数値をいじる所。














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2019年08月07日

ペイントブラシの挙動を軽くする

ZBrushのペイントブラシで目を描く時にペンの挙動後に数テンポ遅れて線が描かれる問題。
ねんど会でレイジーマウスをオンにすると行けるのでは?というアドバイスを頂いたもののオンでした…。


思いついた方法をダメ元でやってみたら解決策と言うか一時しのぎができるようになりました。
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一時的にでも使用しない部分を非表示にすると挙動が軽くなるんですね。

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2019年05月30日

ZBrushでのスジボリ

マスクペンブラシで書いたマスクがギザギザしちゃってスジボリ用のマスクができないと困っていたので本腰を入れて検索しました。

結論から言うと「筆圧設定をオフ」にして「直線を引ければ」出来る。

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こういうミゾを彫りたいという場合です。


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・筆圧設定をオフに。
・直線でマスクを引く設定に。

マスクを書いて別パーツ化。


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マスクを書く時の注意点。


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限りなく頂点数を減らした状態の板ポリに厚みを付け、ライブブーリアンすることでスジボリます。


posted by ちびトロ at 21:32| Comment(0) | デジタルモデリング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする