2011年03月06日

股関節で難儀しました

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残っていた右ひざを新機構の左膝に合わせて加工しました。
あとは各部の調整だけだと一安心したのですが、股関節のダブルボールジョイントを接着して可動範囲の確認をしてみることに。
(今までは胴体の軸穴へ抜き差しするため○= ○という状態で、接着していませんでした)


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着席ポーズはきれいにできました。


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ちなみに股関節の構造はこんな感じ。
透明パーツはイエサブ関節技を使用して、着席やぺたんこ座り時の足の可動をしやすくするために干渉するところを削りました。


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実際にダブルボールジョイントを胴体に通して足パーツをつけ、ぺたんこ座りさせてみました。


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着席時よりも背中側へ倒れてしまった・・・(´・ω・`)


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横からみると結構倒れてます。


直立時には円だけど、ぺたんこ座りをするときに大腿パーツを捻るせいで円が楕円になってしまい、必要とするダブルボールジョイントの軸の長さが変化してしまうのが原因のようです。
(うまく言えませんが、直立時とぺたんこ座りでは必要な軸の長さが違うので無理が生じているということです)

胴体と大腿が干渉していることも関係しているみたいですが、これ以上胴体をハイレグのようにすると好みでない見栄えになるので、削るとしたら大腿パーツかなあ・・・とか。


話は変わりますが、ハルヒロボのバニーハルヒ胸部ポロリ不具合に手を入れました。
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胴体の受け、腹側の入り口に熱収縮チューブを接着してみました。
完全に取れなくなったというわけではありませんが、加工前より受けの渋みが増して遊びやすくなりました。



posted by ちびトロ at 22:40| Comment(12) | 女性素体 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月03日

膝の構造を変更しました

前回、膝の構造でアンケートを実施した際、投票とご意見を下さった方々、有難うございました。
当時、リボ球を使わない構造で一度完成させてから、リボ球を使用した構造も試してみると結論づけました。

・・・すみません、揺らぎました・・・。

リボルテッククイーンズブレイドの足パーツをカチカチしていたところ、ぺたんこ座りが出来そうな膝の処理が浮かびました。



その具現化がこちら。
(左足しか出来てないのですが・・・)
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膝に使用したジョイントは可動限界まで曲げ、
膝ジョイントの軸を使用して下腿パーツをローリング、
股関節ジョイントで大腿パーツを若干ロールさせることでこのポーズになっています。

前回の、ジョイントを使用しない構造ではこのポーズは取れませんでした。


でも直立時の見栄えが疎かになっては元も子もないので、そちらのすり合わせも頑張りました。
2011_03020003.jpg
リボ球を収める関係で、前回の足より曲線がきつくなりましたが、膝関節の出っ張りは前より抑えることが出来たと思います。



2011_03020004.jpg
画像「左」はリボ球使用の足パーツを正面から(まだ棒ですね・・・)
画像「右」は前回の足と今回の足の可動範囲比較です。
足の細さとリボ球の最大屈曲範囲の限界をいろいろと試して、可動範囲はこれが限界でした。


膝にリボ球を使用することで、新たにアンケートを取りたい事が出てきたので、ご協力頂けたらと思います。

【第一の選択肢】
販売する素体パーツは頭部と手首を除いたものであるとし、
リボ球を使用する部位は、肘に2個、肩に2個、膝に2個、足首に2個、合計8個です。
(股関節のジョイントは素体セットに含まれるのでこの件では除外してOKです)
※市販されているリボ球は1セット6個入りです。

【第二の選択肢】
販売する素体パーツは胴体・大腿・下腿・足首パーツとし(上腕・前腕が無い)、
リボ球を使用する部位は、肩に2個、膝に2個、足首に2個、合計6個です。
(腕は他の可動フィギュアの物を使用すると仮定)

この2つならどちらが良いでしょうか?
前者はリボ球8個が必要なので、市販されているセット売りの数だけでは足りません。
後者の場合は腕パーツを作らなくて良い分、販売時に価格を抑えられます。
これらを考慮してもし購入するならどちらが良いか、アンケートに投票して頂けると参考になります。
(選択肢右の矢印のような三角ボタンにマウスを合わせると全文を読む事が可能です)

それではよろしくお願い致します。

Webで見積書作成ソフトEnvoice


腕も作っていたけど載せていなかったのでupしておきます。
2011_03030011.jpg
右足は旧構造のままです。
posted by ちびトロ at 01:09| Comment(17) | 女性素体 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月19日

女性素体はじめました

冷やし中華みたいなタイトルになってますが・・・。

思い返してみますとバニーハルヒを作るために素体製作をしたのが始まり。
その時はバニースーツを熱収縮チューブで製作したので、ボディと足が干渉する硬質部分はカットしていました。


2回目に手を入れたのがトルソーですが、その時は付け替える足で大きさが変わってくるので足の事をあまり考えずにボディの受け部分を大きめに製作。
可動に気をまわさない分、ラインとか曲面に気を配りました。


次にジャージ素体に手をつけて、股関節周辺の見栄えと可動に注力してみました。
あと肩幅とか可動範囲も。


アクションフィギュアで重要視されそうな部分を少しずつですが掴めたような気がするので、素体を作ってみたら面白いももが出来るのでは?と思って挑戦してみることにしました。


股関節中心に作業中。
2011_02190001.jpg
ジャージ素体の時に勉強になった肩幅の修正。
自分としてはトルソーのような位置でしっかりと肩幅を出したいのですが、アクションフィギュアとして可動を考えるなら思い切ってこんな処理にしたほうが女性素体としては合ってるのかなと。

全身素体として大腿パーツを自前の物にすることで股関節の見栄えと可動をこだわることが出来るのが楽しいです。
足に合わせて、トルソーの時より小尻にしています。


現在悩んでいることがあるのですが、膝の処理をどうしようかと。
上の画像のように大腿パーツと下腿パーツにジョイント設置用の膨らみを設けるか、
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リボジョイントを各自で購入してもらう造形にするか。


アンケートを取らせてください。
上の画像にあるように大腿パーツと下腿パーツに可動用の膨らみがあるタイプが良いか、膨らみを作らずリボジョイント購入後に設置するタイプが良いか、もし自分が購入するならどちらが良いですか?

Webで見積書作成ソフトEnvoice


2011_02190002.jpg
このくらい曲がります。
曲げたときに隙間ができないように、ラインが崩れないようにするのが面倒でした(´・ω・`)


posted by ちびトロ at 21:49| Comment(24) | 女性素体 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする