本日、任天堂公式サイトでSwitch2の第4回抽選結果が出ました。
はい、落選です。明日誕生日だけど当たりませんでした。
任天堂公式サイトでのSwitch2の抽選応募にはニンテンドーオンラインへの加入(累計1年間と50時間プレイ)が必要で、さらに応募や当選後の支払い等の連絡をする際にも加入中であることが条件です。
当選までに長期戦を覚悟したので1年加入することにしました(1年契約だと600円弱お得になる)。
ニンテンドーオンラインに加入するとファミコン・スーファミ・ゲームボーイといった過去ハードの作品を遊べるようになるのでMOTHER2を遊んでみることにしました。
MOTHER2は遊んだことが無く、当時の記憶としては「ま〜ざツ〜 ま〜ざツ〜」という歌を歌っているTVCMがあった事と、友達が遊んでいた画面を見たことがあるようなないような?という曖昧なモノのみ。
以下、プレイ後の感想です。
発売は1994年8月27日スーファミで発売され30周年を迎えた作品です。
当時としては挑戦的であった表現やシステムが多くあるのですが、31年近く経った現在では特に目新しくないので今回が初プレイである自分としては挑戦的な部分に感動できなかったのが正直な所。
良かった点と合わなかった点に分けて書いていきます。
■良かった点
・バトルのガッツシステム
HP表示がスロットのようなぐるぐる回るカウンター式。ダメージを受けた際、0になるまでに回復できれば戦闘不能を回避できるというもの。
多くのRPGのように一瞬で回復しないので回復魔法(PSI)使用後にHPカウンターが回復するまで次のコマンド入力を一旦やめておかないと戦闘がより不利になってしまう。
賛否はあるだろうけど実際に戦闘すればこういった回復過程になると思うので、多少の不便がゲームに面白みを追加してくれているタイプのシステムだと思いました。
・デパートのエスカレーター
現在はちょっと大きめのスーパーなら設置されているエスカレーターですが、当時はデパートに行かないと乗れないものでした。
保育園くらいの時に初めてエスカレーターに乗った時、足場とともに機械に巻き込まれるのではと想像し恐怖で大泣きしたことを思い出しました。
マップの端に触れると次の階に着いているという表現でもごまかせそうだけど「エスカレーターに乗ると運んでくれる」表現をプログラミングして作ったという所がオリジナリティだなと。
・迷惑な大人が絡んでくる
街を歩いていると顔色が悪い街人が接触してきて戦闘になることがあります。
酔っぱらったおじさんや金切り声を上げたおばさんが襲ってきます。
実際、30年前は自分の町にも変な大人がいて絡まれたことがあったのでクスリとしてしまいました。
・敵の名前
「おんしらずなイヌ」「でかグチャグチャ」など安直な名前の敵が多数出現します。
クリア後に見た解説動画では「主人公たちが勝手に付けた名前で呼んでいる」というものがありました。
当時のRPGは神話を元にしたようなグリフォン・ハーピー・ケルベロスなど西洋的な名前と見た目でかっこいいものが多いと思うのですが、子供が魔物を見て見たままの名前を付けたのが面白いなと。
ちなみに私が主人公メンバーに付けた名前も同じ理由でした。
とろ (自分)
ぜるだ (金髪・ボブカット)
メガネ (メガネかけていた)
べんぱつ(辮髪だったから)
ぜるだから「とろ、とろ、目を覚まして」とファーストコンタクトがあったゲーム序盤では『ブレワイやん!』と笑ってしまいました。
・レベルが上がりやすい
頻繁にレベルが上がるので素直に楽しい。
そのぶん敵もすぐに強くなるので当時のゲームの主流であったレベル上げがめんどくさいという呪縛からは逃れられなかったです。
・ぬいぐるみを連れられる
持ち物欄にぬいぐるみが入ると冒険中にぬいぐみがついてきて、戦闘中もダメージを肩代わりしてくれます。
一定以上のダメージを受けるとズタズタになって消えてしまう悲しさもあります。
・ネズミで脱出
MOTHER2のダンジョンは基本的に一直線で複数に枝分かれしていることは少ないのですが、ネズミを連れていると困ったときに一瞬でダンジョン外に出してくれます。
これは移動が面倒という人もありがたく、PSIポイント(MPのようなもの)を消費しないのでバトルで疲弊してたどり着けないかもという場合にも便利でした。
・ホームシック
戦闘中、攻撃をしなくなることがあり、調べてみるとママに電話してホームシックを解除することでまた戦えるというシステムであることがわかりました。
ゲーム序盤でそれが起こるとゲームオーバー量産で脱落する人が出るので序盤は無し、中盤でホームシック率が上がり、成長すると徐々に率が下がっていく。
おもしろいシステムだなと思いました。
■合わなかった点
・はなすとチェック
人や電話に「はなす」対象物を調べる時は「チェック」。これを使い分けるのが面倒くさい・・・。
ファミコン最初期のドラクエ1ならいざ知らず、スーファミでコマンド分けしたのはちょっとね・・・。
Aボタン1個でどちらも出来るようにして欲しかったですね。
・へんしん・チェック・いのりといった固有コマンドがほぼ役に立たない
敵に化けるへんしんはほぼ成功しない。
攻撃一辺倒の方がすぐに倒せるため攻防力弱点を調べるチェックをほぼ使わない。
たまにこちらに状態異常がかかり、それによって全滅の危険があるので1度全滅してからは一切使わなかった「いのり」。
使えない固有スキルであると思い込んでいるのでラスボス戦で「いのり」を使う事が条件だと気づかなかったです。
・道中現れる写真撮影
撮影された写真がエンディング時に表示されるのだが、別に道中で撮影する必要はないのでは?
歩いていると急にボタンが効かなくなるので「壊れたか?」と不安になりますし、写真を撮っていなくなるまでこちらは冒険を中断するのでテンポが悪くなります。
エンディングのスタッフロールで写真を使用するのであれば、帰宅時に「あなた宛てに何か届いているわよ」→「封を開けると写真が入っている」→「写真が表示されながらスタッフロールが流れる」といった演出が欲しかったです。
道中の負担に対してリターンが少なすぎましたね。
・バス移動
街から街への異動でバスを使用します。ちゃんと道路を走ってくれるのですが、何度も見ると飽きるし時間もかかるためAボタン連打でスキップできる機能も欲しかったです。
意欲的だとは思いますが、スキップ機能も欲しかった。
・テレポート失敗
テレポートを使用するのはボロボロなのでホテルで休みたい時。
そんなときにテレポート失敗してPSIポイントをさらに消費するのはいかがなものか。
・ストーリー展開の説明が少ないためのめり込めない
序盤は丁寧にストーリーが進んでいるように思いましたが、ラストバトル辺りはなぜそうなる?と思ってしまうほど駆け足でした。
販売に間に合わず省略されたのかも?
ラスボスは過去にいる → そのことをどうやって知った?
過去に行くためには魂をロボットに定着させなければ → 魂を抜いて定着できる人ってすごいな
話が急に飛躍して????となりました。
副題が「ギーグの逆襲」とあるので初代MOTHERから因縁があるのかもしれませんが2から入った人には何が何だかといった具合でした。
2025年06月17日
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