2026年02月17日

ドラゴンクエスト7 リイマジンド

クリアしたので感想など

良かった点
●オートバトル・敵の強さ変更・バトル後のオート回復がありがたい
レベル差がある敵にMAP上でAボタンを押すと戦闘に入らずに倒せて経験値などももらえる仕様。
レベル差が無い、自分たちより強い敵には、バトルに入る直前にAボタンを押すと一定のダメージを与えた上で戦闘開始できる。

バトル中の物理攻撃、魔法、道具使用をオートで行ってくれる機能があり、これがありがたかったです。
標準的なコマンドバトルは目新しいものがないため何度もバトルしていると飽きを通り越して苦痛になってくるので・・・。

ゲーム1周目でも敵の強さを変更できるのも良いです。
バトル後にHPやMPが減っていると手持ちのアイテムを消費して自動回復してくれるなど、あると便利な機能が盛りだくさんでした。

敵の見た目・動き・強さバランスなどは何度もテストして作っているので制作者としては見て欲しい所だと思います。
しかしプレイヤー目線だと必ずしも重要ではないってこともあります。
そういったところを思い切って譲歩する姿勢というか「まずは遊んでみて!」というメッセージを感じました。


●レベル上げ、職業レベル上げにストレスがない
敵の強さ変更もできるしレベルが上がりやすく、職業の変更も神殿に寄らずメニュー画面から行えるので「レベル上げないと詰む」という事が無くてありがたい。
ファイナルファンタジーはメニュー画面からすぐにジョブチェンジできるのに対し、本作の職業変更はダーマ神殿の大神官の会話が毎回あるので鬱陶しいと思う事がありました。

●岩・木・海などのマップの描写がきれい
RPGを遊びたいと思う理由の一つが好みの綺麗な世界が描かれているところ。
木のモサモサ感だったり、水の揺らぎが美しかったり。
今作の主人公やキーファ王子やガボの見た目は正直好みではない部類に入るので本作をプレイするか悩んだこともありましたが、体験版をプレイして世界の美しさがキャラの見た目を超えました。

●NPCのセリフが多い
街の人たちのセリフが多いです。
街に入り話しかける → ストーリーが少し進む → NPCに話しかけると会話の内容が変化している。
当たり前のように思われるかもしれませんが、そこらを歩いてるNPCの会話が頻繁に変わるので、聞き逃さないようにと聞いて回っているとストーリーの進みがかなり遅くなります。
それだけ丁寧に作られているのだなと。

●ダンジョン構造が複雑でないのが良い
昔のRPGはダンジョンで迷わせてプレイ時間を水増しする感じの複雑なものが多かったですが、本作はダンジョン1つ5層くらいで1エリアも広くなく歩きやすかったです。

●お宝サーチが便利でもあり窮屈さを生む
お宝をサーチできるメンバーのおかげで、現在いる部屋と街の中(ダンジョン)にいくつ宝箱が残っているかわかる機能があります。
便利ではあるのですが、正確な数がわかってしまうと中途半端な完璧主義が発動してしまい「取り逃したくない」という意識が生まれてしまいました。
全回収するまでその街やダンジョンをくまなく歩きまわって離れられなくなったり、現在の進行状況では開けられない宝箱にストレスを覚えてしまうことが度々発生。

これの行きつく先は街やダンジョンの入り口で発動させると全回収してくれる魔法やアイテムを作り出すことでしょうか・・・。

悪かった点
●振り回されてる感が強い
RPGとは「○○を倒すために◆◆が必要。◆◆を手に入れるには▽▽に会わなければならない」といった事で作られています。
今作の主人公たちは冒険している間に大きな事件に巻き込まれていくわけですが、詳しい事情も知らないうちに「アチラにいけ、コチラに行けと」頼まれることが多いです。
便利屋のように扱われている感覚になってしまい、「魔王を倒す」という目的が明確になる終盤に至ると振り回されることに疲れてしまいました。

魔物が多くいる「過去世界」で武器防具屋が沢山あるのに魔物に対抗できるのが主人公パーティのみというのがどうにも・・・。
他のパーティーが挑んだがダメだったとか、共闘するなど、イベントにも工夫が欲しかったなと。


●ワープ移動が主になるため冒険をしている感覚が乏しい
謎の神殿に石板をはめることで各地方にワープ移動できるシステムのため、必ず謎の神殿に行かなければならない事。これが冒険感を下げているなと。
冒険の途中で空を飛べるアイテムは手に入りますが、巨岩に乗って旅をしても気分は上がらないんですよね。
飛行船や不死鳥でよかったと思うのですが、ナンバリングが「7」にもなると奇抜なモノで空移動させようと思ってしまったのでしょうか・・・。


本編クリア後の感想
魔王を倒し神を復活させたと思いきや魔王生きてました展開は楽しめました。

「過去の問題を解決し現在に戻って街の様子を確認する」というパターン化された流れが20回近くあったのが長いなと。
ボリュームたっぷりという見方もできますが、各地域の問題を解決するだけなので主人公に何もかも背負わせ過ぎでは?と思う事も度々。

その割に主人公側の背景が明かされるようなイベントが少ないです。
船乗りの家に生まれた主人公には水龍の加護?が宿っていて困った時に発動するような描写が2〜3回ありますが、どうしてその力は主人公に宿っているのかわかりません。
大事な所なので匂わせで終わらせずにちゃんと描いて欲しかった。便利屋イベントを1つ削れば入れられるでしょうと。
呪いを受けてオオカミから人間になったガボは人間になったところがキャラ描写のピークで、人間になったことでうまくいかない事や葛藤するようなイベントがないのが残念でした。
ヒロイン?のマリベルは単なる幼馴染み以上の感情を持つに至る過去イベントがあったのでGOOD。


人間の醜い部分というか弱さというか、そこから生まれた問題を解決するというイベントが多かったなと。
せっかく魔物を倒しても村人が自分たちの手柄にしてしまうとか、村中で一人の村人を悪者にしていたのに問題が解決すると美談にすり替えて誰も悪くなかったと言ったり。
それはそれで良いのですが、そういった人間の負の部分が魔王復活の養分になるなどの工夫は欲しかったかも。


キーファについて
過去作のドラクエ7はプレイしておらず、キーファ離脱のことはゲーム配信者の切り抜き動画を見たという認知度でした。

本作をプレイしてみた感想です。
オートバトルがあるのでキーファ頼りになっていたわけでもなく、序盤に離脱するのでキャラに思い入れもなく、3頭身くらいなのに顔がごついので早々に離脱してくれてありがたいくらいでした。
終盤に戻って来てラストダンジョン&ラストバトルに参加し、いいとこ取りして満足して過去世界の家族の元へ帰っていくのは・・・うーん・・・。
バトルに参加する5人目のNPCという立ち位置の人たちが物語中にいたので、「ラストバトルに参加させるならキーファなんじゃない?」という製作者側の考えは想像できます。
しかしプレイヤーとしては大変だった道中に居なくてクライマックスだけ参加して「俺たちの友情は永遠だよな?」みたいな空気を出そうとするキーファはラストバトルに要らなかったなと。

そこそこ楽しく遊べましたが、心に残るストーリーではなく、周回プレイをする楽しみもないのが現在の感想です。
他人にお勧めするかと言われるとしないかな・・・。
クリア後にしか行けないダンジョンもあるようなのでそれは遊んでみようと思います。
posted by ちびトロ at 23:27| Comment(0) | ゲーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]